金城学院異業種交流の会恵愛会

2024年4月17日奉仕委員会主催勉強会『子どもたちの貧困について学ぶ』 〜経験の貧困〜を開催しました!

これまで奉仕委員会では、街や公園の清掃活動を行ってきましたが、
今回はもっと踏み込んだ課題を学ぶ、勉強会スタイルの企画✨

東濃地区で20年以上子育て支援に携わる、NPO法人ママズカフェの山本博子理事長をお招きし、
子どもたちを取り巻く問題(今回は特に貧困問題)について学び、
今後私たちにどのような取り組みが出来るか、考える機会になりました☺️

23年を超えるNPO法人Mamas Cafe。
子連れで働ける場を自分たち(母親学級で知り合ったママ5名)で作ったのが始まり。
2002年経済産業省市民ベンチャーモデル事業に採択。働けなかった子育て中のママが働けるビジネスモデルです。
現在スタッフは子育て中のお母様30名以上で、カフェから7つの事業に広がっているそうです。

子どもの貧困は9人に1人。
児童虐待件数は過去最高21万件を超え、20年前の18倍!
※0歳児の虐待死が1番多い

よく聞かれる質問や参加者からの質問にも答えていただき、
それぞれに何ができるかを考える機会となりました。

知らないと何もできませんが、このような機会を設けて知ることで、
誰かを助けられるきっかけになればと思います。


◼︎講師プロフィール◼︎
特定非営利活動法人Mama’s Cafe(ママズ カフェ)
理事長 山本 博子

岐阜県多治見市在住、埼玉県出身
大学を卒業後、経営コンサルタント会社に入社。1日100件の飛び込み営業なども経験し、その後結婚・出産する中で議員の夫の7度の選挙も経験。子育てと夫の仕事を手助けする一方で自分の使命を模索する中、子どもと一緒に働ける場を作ろうと2001年子育てママ仲間とNPO法人Mama’s Caféを設立。「経済がまわれば、福祉もまわる」を信念に、現在は親子の居場所提供事業やリユース事業など7つの事業を展開。コミュニティ・ビジネスの先駆けとして22年前より活動。
2017年には、子どもの貧困・虐待には予防の視点が必要と訴え、子育て困窮家庭を救うための「Mama’s 基金」を独自で立ち上げ、クラウドファンディングで多治見市内のみならず全国から多くの支持を集めた。

【受賞経歴】
平成14年9月
経済産業省「市民ベンチャーモデル事業」に全国333社の中から採択され活動のための助成を受ける。
平成19年10月
読売新聞社主催「子育て応援大賞」審査員特別賞を受賞
平成25年12月
あしたのまち・くらしづくり活動賞「振興奨励賞」受賞
平成26年2月
住友生命「未来を強くするプロジェクト」未来大賞・厚生労働大臣賞受賞

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